AIによる協調プレーするエージェント現わる
NHKのニュースで Googleのグループ企業で有名な
DeepMind社が アメリカの雑誌 サイエンスに
AI=人工知能が囲碁や将棋などの1対1の対戦ゲームにとどまらず、複数のプレーヤーが競い合うビデオゲームでも、人をしのぐ成績を挙げたという研究が発表。2019-5-30
AIが予想が難しい複雑な状況に臨機応変に対応できることを示す成果だと解説しています。
DeepMind社は囲碁の世界チャンピオンを破ったAlphaGoのニュースが記憶に新しいですが。
こちらのニュースもこれからの未来を示すものとして非常に関心を引きました。
早速DeepMind 社のサイトの記事を見てみました。
旗をつかむ:複雑な協調的エージェントの出現
Capture the Flag: the emergence of complex cooperative agents
が記事のタイトルで 2つのチームが相手のチームにある旗をとれば得点というゲームで、
今のオンラインゲームであるものらしいです。CTF(Capture the Flag)と呼ばれ
FPS(first person shooting)ゲームでこれを行うのだと思います。
人間と協調してゲームをプレーするようになり
・相手プレーヤーにタッチして相手のテリトリーに相手を戻す戦法(Tagging) |
・自分のテリトリーを守る戦法(Home base defence) |
・相手のテリトリーをうろつき自分のチームに有利になる機会をうかがう戦法(Opponent base campaing) |
・一緒に行動する戦法(Teammate followin) |
などを学んでいくそうです。
先日GoogleがCloud Game Stadia を発表しGame業界への参入を表明したばかりですが ( 5Gあるいは有線を前提としていると思われます)
GoogleがAI でゲーマーを分析し より良いゲームをつくり さらには 協調するAIプレーヤーも
登場するのは必然の流れかもとYoutubeで話している方をみました。
SonyとMicrosoftがゲームとAIで手を組んだとの話も聞きました。
今回の研究は、AIが予想が難しい状況にも臨機応変に対応できることを示し、人と上手につきあうことができるロボットの開発などにつながる成果としても注目されているとのこと。
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