Oculus Quest2でimmersed というコラボレーションアプリを使った後の感想&設定方法

2021年10月11日

FacebookのOculus Quest2のVRヘッドセットが性能アップとのことで

前評判が大変よくVR機器を初めて購入、VRの面白さにはまりそうです。

そして2番目に試したのが

immersedという大変面白いコラボレイションアプリ

最初ビデオカードをGTX1080を搭載していないパソコンで

試していた為か、動きが硬かったがGTX1080搭載かつ6コア12スレッドの

パソコンで試すと実際のキーボードとバーチャルのキーボード

とのカリブレーションもうまくいき

バーチャルデスクトップもスムーズに動き

バーチャルスペース内でのバーチャルWebCamの体験もうまくできた

これはバーチャルスペース内でのアバターをとるカメラです。

Zoomを試したが相手はこちらがバーチャルルームにいることを説明して

いなかったためか妙なことにつき合わされたように思ったようだ

状況を説明したらわかってくれた。バーチャルな世界でキーボードも打て

Webcamも使用できるのはなぜか妙な気分だ?

ここからimmersedをinstallした状態からの設定等を説明していきます。

immersedは

Wifi機能のあるパソコン、WiFiルーターがある環境が前提で  なぜならOculus Quest2をかぶって動く環境でパソコンの画面をワイヤレスで転送する状況なので、ケーブル接続では問題ありです、

パソコンのインターネット(WiFi)接続を完了して次に

immersed agent  のインストール完了(インストール方法省略)

immersed agentを起動すると

が現れ、真ん中の Wi-fi Direct クリックすると下の Wi-fi Direct のwindowsが開く

(Wi-fi Directの接続は必ずしも必要ないですが画面の反応が早くすごく快適になります、またWifi6環境であれば、WiFi Directの接続をする必要はないと思います)

今回はimmersed-WiFiの名前はそのままにして  パスワード(自分で決める)を入れ

Start ボタンをクリック すれば

下のようにStopとなる。これで パソコンの

モバイルホットスポット(WiFiDirect)が機能しWiFi電波を発信、アクセスポイント

となる。 *WifiDirectについては前回の記事:Oculus Quest2で学んだWiFi Directの仕組み

を参照のこと。

Oculus Quest2はまだパソコンにWifiDirect接続していない。

WiFiDirectは画面の切り替わりが高速です。次にOculus Quest2をWiFiDirect接続します

OculusQuest2を立ちあげ  WiFi接続をimmersedWiFiに変えて接続します 

これでOculusQuest2とパソコンが直接繋がりました。

次にOculusQuest2でimmersedを起動します。

左コントローラのメニューボタンを押せばimmersedの設定画面が出る(ちなみに右コントローラーのメニューボタンを押せばOculusの設定画面が出る)以下のような画面。

まず最初に設定の中にある Connect to you computer を押すと

なる画面が現れimmersedアプリがパソコンにつながったことを示します 

**WifiDirect接続をし次にアプリ内で再度パソコンにつなげるイメージです

Latency 反応時間のことで4ms VR fpsはフレーム数で72fps 意外と早いです。

Performance Tipsはパフォーマンス改善 アドバイスのことで (オレンジ色が要変更)

   ・Use 1440×930 resolution or less この解像度以下にしてくださいとの指示

      setting→Configrationのところで変更できます

   ・Use 3 or less monitors バーチャルモニターの数を3個以下にしてくださいとの指示

      パソコン側のimmersed agentのsettingのところで変更できます                         

   ・Switch monitor to 360°photo

      Worldのところで変更できます

●ここからまず

バーチャルモニターのコントローラーでの使い方説明

・モニターの移動   ウィンドウズの上   オレンジ色の部分を選んで空間を移動できます

   

・モニターサイズ変更 ウィンドウズの右上角 オレンジ色の部分を選んでサイズを変更できます

   

・モニターのわん曲度変更 ウィンドウズの右 オレンジ色の部分を選んでサイズを変更できます 

   

●バーチャルキーボードの設定方法

(これは凄いと思いました)

概要  バーチャルキーボードと実際のキーボードの位置合わせ調整設定(カリブレ一ション)です、OculusQuest2のパススルー機能とハンドトラッキング機能を事前に有効にしておいてください

OculusQuest2でimmersedを立ち上げるとバーチャルキーボードが手元に見えます(見えない場合はimmersed設定内のキーボードを押す)

パススルーの機能を使うためOculusQuest2の横をタップし実際のキーボードの位置を確認(P、Q、B、Ctr、スペースキ―の位置をQuest2を被った状態で見えなくてもわかるようにしておく)

VRに戻りバーチャルキーボードを見ながらShiftスペースキ―を交互に押すと調整設定(カリブレ一ション)の画面(下図)が出て実際のキーボード上のP、Q、Bを順に右手人差し指で一定秒押して下さいとの指示が出るので従う

 

これが完了すれば調整設定完了です。*実際のキーボードは動かないように両面テープで固定しておくのがベストと思いました。実際のキーボードが動くと再度調整設定(カリブレ一ション)しないといけないため

●VRスペースには pvivate  room、public room の2種類がある

●バーチャルWebCamの設定

例Zoomでの活用方法 Zoomの使い方は知っている方を前提

ZoomはWebブラウザーでZoomを立ち上げてくださいとのこと。

immersedの設定でWebCamアイコンをクリックするとバーチャルWebCamがVRスペースに現れる

Zoomではカメラはimmersedのドライバに変更必要